六年生は「先日日本産トキの」の感想文です。レッドデータブックに登録されている絶滅危惧種や環境破壊についての話です。

似た例として、身近な環境破壊について考えてみましょう。いつも草取りをしていた空き地にマンションが建ってしまった、呑川ウォークなどで話を聞きながら歩いたときのことなど。また、レッドデータブックに登録されている絶滅危惧種について知っていることや調べたことなどをまとめてみてもよいですね。

これらから第二段落第三段落に何を書くか考えてみてください。

 

環境問題なので、題材がつい一般的になりがちです。習ったことをそのまま書くだけで何だか立派な作文のように仕上がりますが、これではあまりにつまらない。少しでも実体験として感じたことが書けることが大切です。

 

私は小学生時代に山口県に引っ越したのですが、車で少し行ったところでホタルを見ることが出来ました。あの幻想的な光景を今はなかなか見られないのだろうと思うと、大切なものを失ったことを実感します。

自宅マンションの中庭にはカルガモが毎年飛来し、ときどきひなが孵ります。他にもシラサギやアオサギ、カワセミも見たことがあります。中庭の池が少しでも野生の鳥へ貢献できているのかなと思うとちょっとうれしいです。

大田区近辺でインコが集団で木に止まっていることがあります。鮮やかな緑色が可愛らしいのですがこれも生態系にも影響を与えているのでしょうか。絶滅が危惧されている動物がいる一方、生態系へ食い込んできている動物もいるのですね。

 

お子さんは環境について親世代よりよく知っている場合もあります。お子さんから学ぶこともあるかもしれませんね。