三年生は「遠くへ旅する鳥」の感想文です。

最近はツバメの巣を見たことのある子どもが少なくなってきました。もしあればそのときの様子をたくさん思い出してもらってください。見たことがなければ他の渡り鳥、もずやヒヨドリなどで考えてみましょう。

それでもない場合はテレビで見たり聞いた渡り鳥の話でもいいです。話題がない場合はお父さんやお母さんの経験を聞かせてあげましょう。

自分の話で書けないこともあると思いますので、今回は第二段落を聞いた話で書いてもOKです。

第三段落はお父さんやお母さんに聞いた話、または調べた話です。今回のような自然科学系の話は「調べた話」を書くととても説得力のある作文になります。渡り鳥の生態について書いてみてもいいですね。ただ、調べたことを書き並べるのでは作文になりません。そこから何を考えたか、そのあたりで対話を膨らませてください。

 

私が子どものころは都会でもツバメはよく見ました。特に学校では昇降口や体育館の入り口など建物の外に面している部分にツバメが巣を作り親鳥が餌を加えて戻ってくるとヒナが一斉にピィピィと大きな口を開けて伸びあがるのが見えたものです。お母さん世代はそんな光景をご覧になったことがありますか? 巣ごと落ちてしまったことがあり、先生がひろって元の場所にガムテープでくっつけたなんて事件もありました。なんだか古きよき時代の話ですね。