五年生は、感想文です。深海魚であるチョウチンアンコウのまだ解明されていない生態を解明するため科学者たちが尽力したこと、適した環境以外で飼育することのむずかしさについて書かれています。

 

・環境を変えることのむずかしさ

・科学者たちがたった八日間でも謎の多い生物を観察できたことの感動

から似た話を探せそうです。

 

たとえば、人間であっても慣れない場所へ行くと不都合や居心地の悪さを感じることがあります。アフリカの奥地やエスキモーが暮らす寒冷地で生活しろと言われても生きてゆくのは至難の業ですね。チョウチンアンコウにとっても水槽の中は劣悪な環境だったに違いありません。

また、野生の鳥や昆虫、魚などを自宅で飼育することのむずかしさを経験したこともあるのではないでしょうか。それでも飼ってみたいという気もちは科学者に通じるものがありますね。子どものころ家に飛び込んできたスズメを捕まえ飼おうとしました。たった一晩でそのスズメは死んでしまいました。なんてことをしてしまったのだと後悔したことは忘れられません。

那須へ旅行へ行ったとき、タマゴダケというとってもかわいいキノコを見つけました。写真をたくさんとり、帰ってからいろいろ調べたものです。見知らぬ蝶や蛾など昆虫を見つけたときも恐る恐る観察してしまうものですね。人間は未知のものに大変な好奇心を抱くものなのかもしれません。

そんな経験を親子で話し合ってみてください。