五年生は「科学的態度…」の感想文です。固い表現ですが、生活全般を通して「はてな?」と思ったことを実際に自分で試してみる、工夫してみる、という態度ですね。

 

似た話としては、ずばり「科学的態度」ということで学校で実験したことでもよいですし、体験を通して自分で確認したような経験でもよいでしょう。机上で習ったことより、実験や観察したことのほうが新鮮だし新たな発見があるものです。本で見た動物が、実際に動物園や水族館で見たら迫力があった、臭かった、可愛かったとか、おもちゃや時計のしくみを知りたくて分解してしまった、絵具でいい色を出すために〇〇色を試しに入れたら欲しかった色になった、早くご飯を食べ終わるコツを考えた、などなど話題はいくらでもありそうです。

自分自身は子供のころ科学的態度に満ち溢れた子でした。退屈だなんて感じる時間はなかったなと思います。大人になるにつれ知らないうちに失われてしまったことを今実感します。暇なときついネットやテレビで時間をつぶしてしまうのがいけないのだなと思います。でも、最近おサルのアイアイの実物を見たときのショックが大きかったです……。

  

お子さんの話が決まったら、それにまつわるお家の方の話を…。生活全般にわたる科学的態度として「おばあちゃんの知恵袋」のような話などもおもしろそうです。生活の知恵は科学的根拠に基づいていることが多いものです。お料理のフルコースが実はよく考えられた順番で出てきているというのも科学的な目で見ることによってわかったことですね。