五年生は、「これまでの人の観察や」の感想文です。読書がなぜすばらしいかがていねいに説明されています。また、何度も繰り返し読みたくなるような愛読書についても書かれています。私は何度も同じ本を読むということがあまりないので、人生の節目節目で読み返し新たな発見をするというような体験にあこがれてしまいました。

 

夢中になって読んだ本の話、愛読書など本にまつわるエピソードを考えてみてください。登場人物に感情移入して泣きそうになった、ドキドキして最後まで一気に読んだ、自分の境遇に似ていた…など。私は子どもの頃は動物や虫が大すきで、シートン動物記やファーブル昆虫記に夢中になりました。オオカミ王ロボは何度読んでも泣けました。枕が濡れるほど泣きました。

このような体験から筆者が述べているような「読書のすばらしさ」へ感想をつなげてゆきます。

おうちの方の本にまつわる話もたっぷり聞かせてあげてください。同じ本が愛読書だったり、お子さんのすきな本を読んだことがあったりしたらまた素敵な展開になりそうですね。