四年生は「くッくッくッ。」の感想文です。人から嫌われひねくれた生活を送っていた盗人のお頭が、小さな子どもから牛を預かる話です。初めて人から信用され寄り添ってもらったことで、お頭の気もちが揺れ動き心が洗われてゆくところがじんわりとすてきな話です。

 

どんな人でも他人から馬鹿にされたり叱られてばかりいるとひねくれてしまいます。また、ほめられたり、信頼されたりすると、清々しい気もちになり、心がほどけてゆくものです。信頼されたり頼られることでふだんよりがんばってお世話をしたり親切にしたりできたということもありますね。

一方馬鹿にされてひねくれてしまった話もありますよね。こちらの話題については作文が攻撃的であったり暗い内容になりがちなのですが、出来るだけ前向きで建設的な内容に展開できるといいと思います。ここが日記と作文の違うところなのです。

 

私自身で書くとすれば、ひねくれた例としては…。親がザ・昭和な人間ですのでほとんど褒められたことがなく育ちました。「どーせ私なんか」と自己肯定が出来ず育ちましたが、よく考えればそんな捨てたものでもないはず。そう考えるともっと褒めてもらえれば、ピアノだって勉強だって頑張れたのでは、なんて思います。

褒められてやる気になったエピソードとしては…。ホットケーキの焼き方が上手だと親に褒められはりきって何枚も焼いたものです。今思うとただ乗せられただけのように思えますが、褒め言葉というものは人に力を与えるものですね。

 

是非お子さんとあるあるトークを楽しんでください。