三年生の課題は「なにかを作ったこと」「とくいなこと」です。

 

「なにかを作ったこと」

夏休みの工作、お料理、なんでも書けそうです。動機、どんなこところが大変だったか、一番気に入っているところ、今度工夫したいところ、など、作る工程がメインになってしまうことが多いのですが、「やったこと」より「考えたこと」が構成図にたくさん盛り込まれるのが理想です。「〇〇を作るためにこんな道具を用意したけれど、うまく使えずこうしてみた。」「途中でじょうずにできないところがあってそこだけお家の人に手伝ってもらった」「時間がなくて思ったとおりのものができなかった」「考えていたのよりすごく小さく仕上がってしまったのでもう一つ作った」などなど。

私は子どものころは物作りが大好きだったので、思い出もいっぱい。リカちゃん人形の洋服、ベッドやテーブルセット、きれいな箱をやたらたくさん…。セロテープを使わずのりしろを作ってきれいに仕上げるのが得意でした。それに比べるとうちの娘たちは…。きっとダンナの血です。

 

「とくいなこと」

こちらは誰もが注目するすごいことは勿論、目立たない小さなことでもおもしろそう。

エピソードが思いつくものを選ぶとよいでしょう。

たとえば、私の場合ですと、かつて自転車の両手離し運転が得意で、ブレーキかける必要がなければ家から学校まで十分以上の距離を全て両手離しで行けました。しかし砂利道で…のようなくだらない自慢で十分です。

お子さんは鉄棒が得意、だけどお母さまは鉄棒大嫌い、なぜかというと…など同じ話題で展開させるといいですね。お子さんの話とお母様の話、くらべたらどっちがすごいでしょう? 話をしているうちにお互いの得意なことに挑戦したくなったり…などたっぷり話題を広げてください。