五年生は「花の絵を描き始めるとき」の感想文です。画家である星野富弘さんの、花の絵を描くときの姿勢についてです。

星野さんについて調べるとこの長文の内容がストンと心に入ってきます。ぜひお子さんと一緒に調べてみてくださいね。

まずは長文にどんなことが書いてあるかお子さんに説明してもらてください。

 

「この花はこんな形」という先入観が花そのものを見えなくしているという内容です。

ここから話題を発展させ先入観というテーマで似た話を見つけてゆくとよいでしょう。

 

苦手だなと思っていた人・食べ物・勉強やスポーツ等々、実際に向き合ってみたら意外と性に合ったという経験です。

私の例では、見た目のせいで食わず嫌いだったピータンのおいしさ、とっつきにくい感じの人がとっても楽しい人だった、豪快だと思っていた人が実は繊細、神秘的で怖いと思っていた猫は飼ってみるとただのおもろい存在…などなど。

ここで、ただ「思ってたのとちがった」という話題だけではあまりに浅い理解になってしまいます。星野さんは「本当の姿」を見ることにこだわっています。そのものと向き合うことをしなければ、先入観のままの理解にとどまってしまいます。きちんと向き合って本当の姿を知ったとき感動を味わったり世界が広がったりするものです。そこらへんまで思考が及ぶとすばらしいです。