六年生は、「端的に言って私たちは」の感想文です。

小学校最終学年の最終月となると長文も難しいですね。大人が読んでもかなり手ごたえのある文章です。このような文章は音読を繰り返し難しい言葉の意味を文脈からとらえることが大切です。英語でもよく言われますね。

 

長文の内容は、文学の元と言える昔話についてです。文学を楽しむのに必要な要素は昔話の中にあるといったことが書かれています。

 

ここで体験実例ですが、好きな昔話について、子どものころ読んでもらった昔話、こわかった話など昔話にまつわる話を探してみましょう。私は舌切すずめや金の斧銀の斧の話などで、つづらや斧を選ばされるとき、自分は立派なほうを選んでしまうのではないかと何度も何度も思いながら大人になりました。今も自信がありません…。しかし何度も自問しているところをみると、倫理観を軌道修正する意味を持っているように思えます。

 

その他、お父さんやお母さんから昔話を読んでもらったときの心地よさなども題材になりそうです。