五年生は「あなたがたはとくと」の感想文です。日本の職人の手仕事の素晴らしさ、そして機械製品が利益を追求したものであることに比べて手仕事は「よい品」を追求していること、残念ながら手仕事が今消えつつあることについて書かれています。私はこの長文で、職人が芸術品のようなすばらしい品を作っていても「〇〇作」のように名を残そうとしない、というところに感銘しました。

さて、似た例は以下を参考にしてみてください。


・手作りの製品のすばらしさに触れた話

私は組細工を見るたびにその精巧さに心ときめきます。フルートも機械製品は長く使えませんが手作り品は使えば使うほど音の抜けがよくなると言われています。


・身の回りの手作り品には心がこもっていて機械製品より大切に使うという話。

母が作ってくれたピアノバッグはボロボロになってもまだ捨てられず何年も使いました。また、縫ってもらった洋服は、丈が短くなれば裾を出してもらったり別の布を当てて可愛らしくデザインしてもらったりと何年もはけたものです。


・自分のために手作りしてもらったものは、自分の体や用途に合わせて作られているので使いやすいという話。

小学生のときに使っていた竹定規の袋は母の手作りでサイズがぴったりでした。パティ&ジミーの柄の袋をずっと愛用していました。また、娘の幼稚園バッグは上着を着ても肩にかけられるように持ち手の長さを調節しました。手作り品はそんな配慮があるから使いやすいのでしょう。


・何かを作ったとき、より良い作品にするため時間を忘れてる。

子どもの小物や服を作るときには私はほぼ徹夜してしまいます。また、毎年年賀状のデザインもあれこれいじっているうちに夜が明けます…。


今学期は最後に書くわかったことに「ことわざ」を引用するところが難しい! 使いやすいことわざには「山高きが故に貴からず」などありますが、どのように使ったらよいでしょう? どんな意味かな、使うとしたらどう使おうなど是非話し合ってみてください。