五年生の今学期の大きな変化は「ことわざの引用」です。これは最後にいつも書いている「わかったこと」に説得力をもたせる書き方です。「『犬も歩けば棒にあたる』ということわざがあるように、どんな人でも失敗することがあるということがわかった」のように書きます。ことわざを自分の都合に合わせて解釈してゆく書き方で、難易度は高いですが使いこなせるととても役に立ちます。
今週の課題は「私の好きな遊び」「お父さんお母さんの仕事」です。
●「私の好きな遊び」
お子さんの好きな遊びはなんでしょうか? どんな遊びでどんなところがおもしろいのでしょう。遊びを通じたエピソードなど第二段落に書いてもらいます。ケイドロ(ドロケー)や〇〇鬼などは、どの時代もみんな夢中になる遊びですね。遊びの紹介だけでなく、あんなことこんなことといったエピソードもどんどん出してみてくださいね。
親子で遊びについて話しあい、「わかったこと」はどんなことでしょうか?
たとえば、うちの場合子どもが鉄棒大好き少女でした。お腹にあざが出来ても毎日ぐるぐる鉄棒を回っていたようです。一方私は鉄棒大嫌い少女でしたので何がおもしろいのか全然わかりません。手にマメが出来るし回ると酔うし、手が鉄の匂いになるし…。のように、親子で好き嫌いが分かれることもありますね。
は…と思います。
●「お父さんお母さんの仕事」
「お父さんお母さんの仕事」では自分の話ではないのでインタビューを中心に書きあげます。
四年生で同じ課題が出ていますので、そちらの解説を参考になさってください。
「私のお母さんの仕事は作文を教えることだ。生徒さんといろいろな話をするのがとても楽しいそうだ。しかし清書の講評を書くのは大変そうで、夜遅くまでパソコンにはりついている。完成した後のビールを楽しみにしているらしい。大人の楽しみは大したことないなと思ってしまう。」なんちゃって!