四年生は「みなさんは江戸時代の」の感想文です。長文前半には日本人と米の歴史について書かれています。

今も日本人にとってお米は大切な主食です。お米がとっても好き、お米はこう食べるのがおいしいなど現在の生活と米との関わりについてのエピソード考えてみましょう。

 また江戸時代は一人当たりの米の量を「一日五合として計算されていました。」とありますが、今一日何合炊いていますか? そこから思うことはきっとあるはず。今問題になっている食料自給率についてまで話題が発展するとすごい!

 長文後半には日本の自然と水田の関係について書かれています。「森林は緑のダムだ。」 とあります。水田は私たちに米だけでなく飲み水も安定して提供してくれているのですね。実際に水田を見たり、田植え体験などしたことのある人は、水田の様子を思い出してみてください。長文を読んでその風景からどんなことを思ったでしょう?  

 上記の題材を参考にエピソードを考えてみてください。


 ちなみに私は5年生になるとき都会から地方へ引っ越し生まれて初めて間近で田んぼを見ました。引っ越して最初の春の田んぼは一面れんげの花で覆われピンクのじゅうたんのようでした。川から引かれる水を眺めながら、東京では生活排水を流すドブしかなかったけれど、ここは透明な水が流れているんだなぁと、川底に揺れる水草をいつまでも見ていたものです。当時はその水の源が森林であることまで当時は思いを馳せることが出来ませんでしたが…。


 このような自然に関する考察は受験でもたくさん取り上げられます。課題をきっかけに対話から思考の幅が広がるいいですね。