四年生の今学期の新しい書き方を少しずつご説明します。
一番大きな変化は「動作情景の結び」という書き方です。
今まで「書き出しの工夫」で、書き出しを会話や情景で工夫して書いてもらっていましたが、同じように結びの方も工夫します。感情や考え抜きで動作や情景のみで作文を結びます。
「私は大きく息をすった」
「ぼくはランドセルをせおってかけだした」
「みんながいっせいに走り出した」
などの動作で結びます。
情景で結ぶ場合は、
「ボールが一直線にとんでいった」
「教室から笑い声が響いた」
「終了のベルが鳴った」
など、結びに余韻を持たせる書き方です。最初はむずかしいのでいっしょに考えます。
今週の課題は「お父さんお母さんの仕事」「秋を見つけたこと」です。
●「お父さんお母さんの仕事」
お父さんお母さんの仕事ではインタビューが大事です。自分の体験ではないので、
第二段落で仕事の内容やそれについて思ったこと
第三段落で仕事にまつわるエピソード
を書いてゆきましょう。予習なしでは書けないのでお家の方、全面的なご協力お願いします。
お父さんやお母さんから聞いた話を書くだけではただのインタビューです。対話の中で〇〇はどう思う? 似た経験ないかな? とお子さんの気もちや似た経験を引き出してあげてください。
●「秋を見つけたこと」
秋を見つけたことはいろいろありそうですね。食べ物、気候、洋服、イベント…どんなことでも構いません。今までどおり第二段落に自分の話、第三段落にお父さんやお母さんの話やもう一つの自分の体験などを書いてもらいます。私は秋になるといろいろなケーキ屋さんのモンブランを片っ端から食べたくなります…。昔は片っ端から秋のケーキを楽しんでいましたが、最近はなんだかあわただしくて店頭で秋ケーキを愛でるだけになってしまっています。
こちらもお子さんの話に加えお家の方の話をぜひ。