今週は「いまから三十七年あまり前」の感想文です。

長文には外来種であるアメリカシロヒトリについて書かれています。昔猛威をふるったアメリカシロヒトリですがいつのまにかいなくなったのはは殺虫剤が進化したからだと思っていました。長文によると、自然淘汰のおかげだったのですね。恐ろしいのは害虫ではなく自然の力が弱まることだという筆者の主張がしっかり伝わります。

 

アメリカシロヒトリと言えば私が子どもの頃猛威をふるっていました。もしかしてお母さま世代は記憶になかったりして…! もちろん今の子ども達は知らないので、似た話は食欲旺盛な幼虫などについて書いてみるとよいですね。蝶々やカイコの幼虫、公園や学校の木に一次的に毛虫がうじゃうじゃいるところを見たことがきっとあると思います。葉っぱを食べるサクサクという音、葉っぱがどんどんなくなってゆくようす、下を見たら糞がいっぱい…。

こんな経験がなければテレビなどで見た話でもいいです。幼虫ではありませんが、アメリカでよくイナゴの大群被害の報告がありますね。あの勢いから、大繁殖したアメリカシロヒトリを想像すると、本当に日本中の葉っぱが食い尽くされそうだと連想できますね。また、外来種の話題としては、ブラックバスやアメリカザリガニ、アライグマ、西洋タンポポなど、淘汰されず生態系にしっかり根ざしているものもありますね。

 

第三段落にはお母さんから聞いた話や調べた話を書いてもらいます。第二段落と関連する話をぜひ。我が家には桜の木があったので、毎年悩まされていました…。殺虫剤では間に合わず、枝を切って燃やしたりしていました。毒がないので、幼稚園の先生が手に乗せてみんなにさわらせたことがあります。私も恐る恐る触りました。白い毛が意外にきれいだと感じた記憶があります。

 

似た話が難しいので、ぜひじっくり話し合って2つの話題を捻出してくださいませ。ぜひおうちの方も長文を一読しテーマがずれないよう誘導してあげてください。